屋根塗装の際に足場なしにメリットなし!そのデメリットとは?

屋根塗装の際に足場なしにメリットなし!そのデメリットとは?

屋根の塗料の塗り替えは、365日太陽光や雨風にさらされている屋根にとって必要なメンテナンスです。できるだけ安くしたい費用ですが、足場の設置を惜しむとデメリットが多くあります。作業の危険が増し、屋根の塗料の耐久年数の低下や近隣住民とのトラブルにまでつながる可能性があるのです。

今回は屋根の塗装における足場の必要性をまとめたので紹介します。

屋根塗装を足場なしで行うリスク

屋根の塗装の際に足場をなしにすることで抱えるリスクは3つあります。

作業スタッフの安全面

作業スタッフの安全面についてはは厚生労働省の「労働安全衛生規則」にも定められています。

工具や塗料を持っていたり、高圧洗浄を行なっていれば足元が濡れてたりする状況で作業するスタッフは体制が不安定になる場面が多いです。

二階建てなら屋根の高さは4〜5mになり、もし落下すると大怪我をする可能性が高くなります。足場があれば、安定感が増し危険性が下がるのです。

塗装のクオリティー

塗料を均一にムラなく塗ることは耐久年数にも関わります。熟練の作業スタッフでも、足場がなく不安定で身の安全を軽視された作業現場ではクオリティーが下がることもあるでしょう。

耐久年数が短くなれば次の屋根塗装のタイミングが早く訪れ、結果的に費用が高くなります。

塗料が近隣住宅に飛散する可能性が高くなる

屋根や外壁の塗装作業の際に起きる近隣住民とのトラブルの原因の大半は塗料の飛散になります。足場の外側に飛散防止ネットを設置するだけで、トラブルが起きる可能性は低くなります。

屋根塗装の足場にかかる費用

屋根塗装の時に足場を設置する費用には計算式があります。足場の材料の組み立て、解体、運送が1セットになり、1平方mあたり600〜1000円です。

この単価を「足場架面積」にかけることで足場の費用が計算できます。足場架面積の計算式は、(建物の外周+8m)×家の高さ×単価です。

たとえば、家の高さを5m、一般的な30坪の家の外周が20m、1平方mの単価を1000円とすると、(20m+8m)×5m×1000円で14万円になります。もし、斜面や道が狭く足場の材料を家の近くまで車で運べない場合や、周辺環境によりガードマンが必要な場合には費用は高くなります。

費用を安くするためには、足場をなしにするのではなく屋根の塗装と外壁の塗装をまとめて依頼するほうが失敗が少ないでしょう。

屋根も壁もメンテナンスが必要になる時期は必ず訪れます。可能ならば壁と屋根を同時に塗装することで、足場の設置は1度で済み、1回分の足場を設置する費用を削減できます。

削らない方が良い屋根塗装の必須項目とは

足場の設置以外にも必要な、屋根塗装の項目は4つでどれを削っても、屋根の寿命や耐久年数が短くなります。

高圧洗浄作業

1つめは、屋根の汚れや苔、カビなどを取り除く高圧洗浄での作業です。汚れなどが残っていては、塗料が密着せずはがれやくなります。

養生

2つめは養生と呼ばれる、屋根の欠損部分の修復や塗料の飛散を防ぐネットやテープの設置作業です。雨や風邪、太陽光にさらされることで、屋根の一部が欠損していたり、変形していたりする場合があります。

また、台風などの強風で飛んできた物が当たって欠損している場合もあるでしょう。そのままでは雨漏りやひび割れの原因になるので、塗料を塗る前に修復する必要があります。

塗装

3つめは塗装ですが、基本的には3回の重ね塗りになります。屋根の耐久性を上げ後の塗料を密着させる役目の下塗り、中塗りと上塗りの2回に分けた塗装で均一性に仕上げます。

タスペーサー

4つめは、タスペーサーと呼ばれる縁切り作業です。塗料でふさがった屋根と屋根の間に隙間を作る作業になります。この隙間がないと、雨水が出ていくところがなくなり、雨漏りや腐食につながります。

まとめ

作業スタッフの安全面や屋根の塗装のクオリティーに、足場の設置は大きく関わることを紹介しました。塗装作業のクオリティーが下がれば耐久年数が短くなり、結果的に費用が高くなる可能性もあります。

また、近隣住民とのトラブルの可能性も高くなります。自分の家のためや、近隣住民のため、作業をするスタッフの身の安全を守るためにも足場の設置は重要です。

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