ALC外壁の耐用年数と長持ちさせるためのポイント

ALC外壁の耐用年数と長持ちさせるためのポイント

ALC外壁はパネル系の外壁素材としてよく採用されていますが、どのような特徴があるかを知っているでしょうか。

この記事ではALC外壁をできるだけ長く、特性も生かしながら使っていきたい人のために耐用年数やメンテナンスのポイントを紹介します。

ALC外壁のメリットやデメリットも解説するので、上手に長持ちさせていきましょう。

ALC外壁の耐用年数

ALC外壁はalcパネルと呼ばれるセメントや珪石などを原料としている軽量気泡コンクリオート材を使用している外壁で、耐久性が高くて長持ちすることが知られています。

ALC外壁の耐用年数は適切なメンテナンスをしていれば60年以上と言われていて、外壁材の中でもトップクラスの寿命の長さを誇っています。

モルタルでは30年程度、サイディングでも40年程度が耐用年数と言われているため、ALC外壁は長く使い続けやすいと言えるでしょう。

ALC外壁の特徴とメリット・デメリット

ALC外壁はセメントや珪石などを用いているので耐火性があって丈夫なのが特徴です。補強材として金属を利用しているので耐久性が高く、他の種類の外壁よりも耐用年数が長い理由となっています。

外壁としての機能性については断熱性と防音性に優れているのがALC外壁の特徴です。

ALCパネルは中に無数の気泡ができるように製造されているため、この気泡が存在することによってコンクリートのように簡単には熱を通さない性質を持ち、さらに音による振動が伝わりにくくなっています。

 

ALC外壁はメンテナンスの必要性の高いのがデメリットです。

軽量気泡コンクリート材は吸水性が高いのが特徴です。中にある気泡にまで水分が浸透としてしまうと膨張によって亀裂が生じやすくなります。

下地にまで到達すると外壁の張り替えが必要になる可能性もあるため、防水処理を完璧な状態にしておくことが必要です。また、ALC外壁はALCパネルを組み合わせて張り付ける仕組みになっています。

さまざまな建物の外壁に使えるようにパネルサイズが小さいのが一般的です。そのため、パネル同士のつなぎ目が多く、シーリングが劣化するとつなぎ目から水が下地まで染み込むリスクがあります。シーリングの徹底もALC外壁を使用する上で欠かせないポイントです。

ALC外壁におすすめの塗装

ALC外壁のメンテナンスには塗装が重要です。吸水性が高いデメリットを補えるように塗装をするのがおすすめです。

まず、下地はALCパネルに適合しているものを選ぶのが必須です。下塗りには微弾性フィラーで揮発性が高い塗料を選ぶと良いでしょう。また、中塗り、上塗りには透湿性が高い塗料を選ぶのが効果的です。

ALC外壁の内部に入り込んでしまった水分をうまく逃がせる仕様にするのが長持ちさせるためには必要です。

等質性が高い塗料を使用するとALCパネルの中に水分が溜まってしまい、膨張によるゆがみやひび割れが発生する原因になります。仕上げ材には防水性を重視して選び、水分が新たに入るのを防ぎましょう。

なお、塗装の際にはシーリング材の補強も行うのがおすすめです。劣化している部分はシーリングを一度剥がしてきれいに補修してもらった方が耐久性が高くなります。

ALC外壁を長持ちさせるためのポイント

ALC外壁を長持ちさせるためには定期的な目視による劣化のチェックを実施するのがおすすめです。ひび割れやコーキングの剥がれ、塗装の劣化が見られたときには速やかに修繕をしましょう。

耐用年数が長いから大丈夫だと考えず、定期的に確認して劣化が見られたときには早めに外壁塗装を行うのが安全策です。

まとめ

ALC外壁は耐用年数が60年以上という長さで丈夫なのがメリットですが、吸水性が高いのでメンテナンスを怠ると寿命が縮んでしまいます。

外壁塗装の状態が良好で、コーキングもしっかりとしているなら長持ちします。定期的にALC外壁の状態を目視によって確認して、少しでも劣化している様子が見られたら修繕をしていくようにしましょう。

関連記事

外壁塗装の塗り替えは何年ごとが最適?

外壁塗装の塗り替えは何年ごとが最適?

外壁塗装の塗り替えのタイミングって難しいですよね。実際、住んでいる地域や塗料の種類によっても塗り替えを何年ごとにするのか違います。 この記事では、外壁塗装の塗り