外壁塗装・屋根塗装の乾燥時間は?

外壁塗装・屋根塗装の乾燥時間は?

外壁塗装をしたものの、どのくらい乾燥させればいいかわかりませんよね。表面は乾燥して固まっているように見えても、内側はまだ水分が残っているなんてことも。

今回は外壁塗装や屋根の塗装にかかる乾燥時間について説明します。

乾燥時間は塗料ごとに異なる

乾燥時間とは、下塗りを塗って上から2回目の塗装の中塗り、同様に中塗りを塗って上から3回目の塗装の上塗りというそれぞれの塗装の間の乾かす時間のことです。

指の腹でこすって、塗膜に異常(しわ・めくれ等)が出ない状態が乾燥の目安です。一般的な外壁塗料では、乾燥時間は4時間ほど。

下塗り→乾燥時間(4時間)→中塗り→乾燥時間(4時間)→上塗り、と考えても、一つの現場につき乾燥時間は8時間以上必要になります。

塗料ごとに乾燥時間が決まっていますので、メーカーのパンフレットに記載ある乾燥時間を守ってしっかり乾燥させなければなりません。

せっかく塗ったのに剥がれが起こり、下地ごと補修しないといけないとなると余計に費用もかかってしまいます。

そうならないためにも、メーカーの定める塗料ごとの乾燥時間を守った施工が重要になるのです。

なぜ塗料を乾燥させる時間が必要なのか

1.塗料が乾燥するまでのメカニズム

塗料は乾燥しないと本来の性能が発揮されません。塗料を塗った後、塗料の中の溶剤や水が乾燥することにより塗膜(塗料が固まってできた膜)となり、建物を保護します。

一般的に水性塗料は水と樹脂(塗膜を形づくる主体となる原料)と顔料(塗膜に色を着ける)からできています。

溶剤塗料の場合は有機溶剤(塗料にするまでの溶媒)が水の代わりとなり、そしてその塗料中の溶媒(水や有機溶剤)が蒸発し、乾燥硬化していくのです。

2.塗料が完全乾燥するまでの時間

塗膜が完全にできあがるまで約2週間とされています。塗料の種類、季節、温度、湿度、風通し、日向日陰によって乾燥速度は変動しますので、もちろん夏場は乾燥が比較的早く、冬場は遅くなります。

冬場は気温が低すぎると外壁塗装そのものが行えませんし、梅雨時期は雨が降ったり、湿度が高すぎたりするので、外壁塗装が難しくなるでしょう。

細かな乾燥時間は塗料メーカーによって基準が違いますので、使用する塗料メーカーのパンフレット等で都度ご確認ください。

塗料を乾燥させないと起きる問題とは

水性塗料の本来の効果を発揮させるには、完全に乾燥させることが重要です。内側まで乾燥していないのに上塗りをしたり、濡らしてしまったりと工事終了した後に剥がれ落ちてしまいます。

最近では、遮熱性・耐候性などさまざまな性能が備わっている塗料が増えましたが、塗った直後からその性能が発揮されるわけではありません。

「完全に乾燥した」と判断するのは相当の経験が必要で、一般の人には目視だけで判断するのはかなり難しいです。表面は乾燥して固まっているように見えても、内側はまだ水分が残っている可能性もあります。

この時点で触って表面を凹ませてしまったり、傷をつけてしまったりする場合も多いようです。せっかくの作業を台無しにしないためにも、すぐには触らずにもうしばらく様子を見るようにしましょう。

まとめ

外壁塗装の乾燥は塗料本来の性能を発揮する為に欠かせない工程です。塗料の乾燥には段階があり、注意点をおさえておけば不安点を取り除き、施工後の不具合も防ぐことができます。

もし自分1人でやるのが難しいと感じた時は、外壁塗装の業者に依頼するのも1つの方法です。

今回は乾燥時間についてご紹介させていただきましたが、この記事を読んだ人が気持ちよく外壁の塗装ができたらと思います。

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